元障がい者専門転職エージェント社員のkimiです。
カウンセラー・定着支援スタッフとして3年働いていました。
いざ転職活動を開始しようと思っても障がい者専門の転職エージェントはたくさんあり、どこに登録しようか迷いますよね。
今回は障がい者専門転職エージェントで働いてきた私が選ぶ上でのポイントと、登録をオススメしたい転職エージェントをご紹介します。
現在のオススメランキングはこちらです。
- dodaチャレンジ
転職支援実績No.1! - atGP
2003年創業の障がい者転職支援サービスの老舗! - エージェント・サーナ
身体障がい・内部障がい ・ 関東・関西に特化 - ランスタッド チャレンジド
多様な雇用形態に対応。外資系企業にも強い
障がい者専門転職エージェントを選ぶポイントとは?
障がい者専門転職エージェントを選ぶ上でのポイントは大きく4つあります。
支援実績
転職エージェント選びにおいて就職支援実績は外せないポイントです。
障がい者の転職成功においては、合理的配慮が適切になされるかが大前提となります。
就職支援実績の豊富なエージェントは、長く安定的に働く上で必要な合理的配慮を本人と企業の間に立って調整するノウハウを持っています。
また、大手企業は毎年継続して障がい者採用をしていることが多く、
・過去にどういった方が内定を得ているのか
・その後どういった配慮を得ながら活躍しているか
などの求人票上には表れない情報を求職者に提供できるため、求職者が求人を選ぶ上でより自分の希望に合う求人を見つけやすくなるでしょう。
求人数
どんなにカウンセラーとの相性が良くても、どんなに面接対策を万全にしてくれたとしても、紹介できる求人数が少なければ、利用者の転職の可能性を広げることはできません。
転職エージェントを選ぶ上で求人数の豊富さは最も大切です。
転職エージェントの非公開求人の件数は非公開にしている会社が多いですが、以下の3つのポイントから非公開求人件数の多いエージェントを予想することができます。
転職支援実績
実績は何よりも信頼できるデータです。
転職支援実績が多いエージェント=多数の企業の非公開求人を持っている
と言えるでしょう。
公開求人件数
公開求人数と非公開求人数の数は比例する訳ではありませんが、公開求人数が多いということは、そのエージェントはそれだけの多くの企業とコンタクトを取っているということが分かります。
そしてその裏では多くの企業から非公開求人を獲得できるように働きかけていることがうかがえます。
グループ会社全体としての取引企業の多さ
転職エージェントは日々、新たな求人を獲得しようと企業とコンタクトを取っていますが、グループ会社として既に取引がある企業には、障がい者採用に関するニーズもキャッチしやすいということが予想できます。
転職支援実績、公開求人件数、グループ会社全体としての取引企業の多さ をポイントに求人数の多い転職エージェントに登録していくことをオススメします。
サポートの手厚さ
最適な転職を叶えるために転職エージェントに求めたいことには以下のものがあります。
・求人票上には表れていない会社や仕事内容の情報提供
・応募した企業の優先度を踏まえた選考日程の調整
・試験や面接の想定される内容の情報提供
・試験や面接の対策
・選考中や入社前の不安解消の為のサポート
こういったことを叶えてもらう為には、まず、カウンセリングで自分のことを理解してもらう必要があります。
私も数百人の方のカウンセリングをしてきましたが、経歴、障がい内容、希望条件のヒアリング、転職軸のすり合わせなどカウンセリング中に話す内容は多々あり、1時間以内でこれらを行うことは難しいと感じました。
カウンセリングの想定時間を1時間以上見ている というのは、メインで利用する転職エージェント選びの一つの基準として考えておいて良いでしょう。
カウンセラーとの相性
こればかりは実際に利用してみないと分からない部分ではありますが、カウンセラーとの相性も非常に大切です。
もしこのカウンセラーにサポートをお願いするのには不安がある、どうしても合わないと感じる場合には、カスタマーサポートなどカウンセラーを通さずに会社に連絡できる窓口があります。
そういったところに相談してみるのも良いでしょう。
とはいえ、カスタマーサポートに相談するということにハードルを感じる方も多くいるのではないでしょうか。
ただでさえ選考という場に身を置かなければならず精神的負担の大きい転職活動。
そんな中、カウンセラーとの相性が合わずどうしようかと悩んでいる時間はもったいないです。
いくつか転職エージェントのカウンセリングを受けてみて、カウンセラーとの相性も含め利用しやすそうと思うところをメインに利用していくというというのがやりやすいのではないかと思います。
障がい者専門転職エージェントオススメランキング
dodaチャレンジ
dodaやテンプスタッフで有名なパーソルグループの一員であるパーソルダイバースが運営する障がい者専門の転職エージェントサービス。
グループ会社全体としての取引企業数も多く、dodaチャレンジ自体も2002年創業の障がい者転職市場では老舗のエージェントで、幅広い求人提供、蓄積された障がい者転職サポートにおけるノウハウが安心材料としてあるでしょう。
atGP
2003年創業のゼネラルパートナーズが運営する障がい者専門の転職エージェントサービス。
2021年2月時点の民間調査会社の調査結果によるとatGPが障がい者転職支援実績No.1という結果があり、dodaチャレンジとatGPは障がい者転職市場を牽引している存在と言えるでしょう。
アスリート向けやハイキャリア向けの転職サービスを展開していることも特徴としてあります。
エージェント・サーナ
障がい者雇用支援事業で30年以上の実績を持つイフが2005年に開始した障がい者専門転職エージェントサービス。
対象は身体障がい者・内部障がい者、エリアは関東・関西に特化しています。
30年以上も障がい者雇用支援事業を行ってきているという点で多数の企業との信頼関係や、障がい者雇用に関する高いノウハウを持っていることが期待できます。
カウンセリング後2ヵ月以内の内定率が60%という数値からも、本人の経験・希望と企業のニーズがマッチした提案をしっかりと行ってくれることが伺えます。
ランスタッド チャレンジド
日本では聞きなじみがない会社だなと思う人も多いかもしれませんが、ランスタッドは世界39の国に拠点を持ち、世界における人材サービス市場の90%をカバーするすごい企業です。
人材紹介として正社員、契約社員、パート・アルバイトの求人紹介を行っていることに加え、障がい者採用としても紹介予定派遣の求人も扱っているというところは大きな特徴です。
また、グローバルに展開する企業だからこそ、グローバルな会社との繋がりも強く、外資系求人の豊富さも期待できます。
ランスタッド チャレンジドは一般就業実績(週30時間勤務を2年以降継続)のある人が対象です。
2、3社は登録して比較検討がオススメ!
失敗しない転職エージェント選びにおいて、やはり実際に複数社のカウンセリングを受けた上で比較検討するのがよいでしょう。
実際に紹介された求人内容やカウンセラーとのやり取りから自分に合った転職エージェントが分かるはずです。
カウンセリングを受ける時期はなるべく近い時期を設定することで、紹介される求人の質も比較しやすいです。
そして、実際に企業への応募を開始する上でも、自分が応募できる求人の全体像を知った上で応募していく方が、より自分にあった会社を選んでいけることになるでしょう。
今回紹介した転職エージェントはこちらです。
- dodaチャレンジ
転職支援実績No.1! - atGP
2003年創業の障がい者転職支援サービスの老舗! - エージェント・サーナ
身体障がい・内部障がい ・ 関東・関西に特化 - ランスタッド チャレンジド
多様な雇用形態に対応。外資系企業にも強い